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豊由湖 誕生物語

先代である父は戦後の若い頃、高知の鰹節を製造・販売する会社に勤めており、その傍ら祖母と母とが経営する土産物屋の一角を借りて勤め先の鰹節を販売していました。

時折、会社の上司の方や市場関係者に連れて行ってもらったのが、土佐の有名料亭。その席でいつも口にするのが突出しに出てくる鰹の塩辛「酒盗」でした。この「酒盗」が程よい塩加減で実に美味しかったそうです。料亭の調理長さんに極秘のレシピを尋ねました。

「この味付の「酒盗」を何とか家庭でも食べれるよう出来ないものか」と。しかし当時はまだ宅配が発達していない時代であり、研究に研究を重ねる必要がありました。

そして、1964年(昭和39年)東京オリンピックの年にやっと「味付酒盗」が商品として出来上がったのを期に、父と母はこの土産物屋の一角で、仕入れた鰹節と鰹の塩辛「酒盗」を製造販売する会社をスタートさせました。

スタートした当初は、母と祖母は二人で「味付酒盗」の製造を担当して、製造作業は早朝3時から行い、ひと段落してから従来の土産物屋の開店、そして閉店後は商品を入れた瓶の洗浄など明日への準備作業を行い、ハードで忙しい日々を送りました。

そして父・母・祖母の協力と努力の結果、少しづつ「味付酒盗」は販路を確立し、少しづつ商品と社名は市場に認知されて行き会社として発展させてゆきました。

我社はその遺志を継ぎ、新しい「かつおの塩辛(酒盗)」の可能性に挑戦するために、平成28年12月8日に設立し現在に至っています。